【神戸市の建設業許可】費用・要件・申請場所|地元行政書士が教える「最短取得」ガイド

【結論】神戸市で建設業許可を取るには?
神戸市の事業者が建設業許可を取得するための法定費用は9万円(県への証紙代)。

標準処理期間は約30日〜45日です。

ただし、申請窓口である「神戸土木事務所(須磨区高取)」と、納税証明書の発行場所である「県税事務所(長田区新長田)」が離れているため、事前の移動ルート計画が最短取得のカギとなります。

行政書士 小野馨
こんにちは!
神戸で行政書士歴20年、5000社以上の支援実績を持つ「サクセスファン行政書士事務所」の小野馨です。
今回は、私の地元・神戸の建設業者様に向けて、費用や要件などの「基本」から、地元のプロしか知らない「申請の裏ワザ」までを完全解説します。

「元請から許可を取れと言われたけど、いくらかかるの?」
「高取の土木事務所に行けば、全部の手続きが終わるんじゃないの?」

神戸市内で建設業を営む社長様から、よくこのようなご相談をいただきます。

実は、神戸市での申請は他市に比べて少し特殊です。

申請窓口と証明書の発行場所が分かれており、ルートを間違えると「たらい回し」に遭ってしまいます。

この記事では、忙しい社長様が迷わず最短で「金看板」を手に入れるために必要な情報を、神戸の地域事情に特化してまとめました。

この記事でわかる3つのポイント

  • ✅ 許可取得にかかるリアルな「総額費用」と「期間」
  • ✅ 「新長田で取って高取へ」二度手間を防ぐ鉄板ルート詳解
  • ✅ みなと銀行?信金?神戸の地元銀行を使った資金証明のコツ

神戸市で建設業許可を取得する「基本データ」

「とりあえず許可が欲しい」と思っても、先立つもの(費用)と時間(期間)が分からなければ動き出せません。

まずは神戸エリアでの相場観とスケジュール感を、包み隠さず公開します。

👤 行政書士 小野馨のここだけの話

よく「格安5万円代行!」のような広告を見かけますが、これには証紙代(9万円)が含まれていなかったり、書類収集をお客様自身でやるプランだったりします。

最終的な持ち出し金額はいくらになるのか、冷静に見極める必要があります。

取得にかかる「費用」の総額(手数料と報酬)

建設業許可(知事許可・新規)を神戸で取得する場合、費用の内訳は大きく分けて3つあります。

1. 法定費用(兵庫県証紙代):90,000円
これは誰が申請しても、自分でやっても必ずかかる「税金」のようなものです。

申請時に現金(またはキャッシュレス決済)で納付します。

許可が下りなかった場合でも返還されないケースがあるため、確実な要件診断が必要です。

2. 証明書取得の実費:約3,000円〜5,000円
納税証明書(400円)、登記簿謄本(600円)、身分証明書(300円)など、役所で取得する書類の実費です。役員の人数が多い会社などは、この金額が少し増えます。

3. 行政書士報酬:10万円〜15万円(相場)
専門家に依頼する場合の手数料です。神戸市内の事務所であれば、12万円〜15万円程度が標準的な相場です。

「安すぎる」ところは、一番面倒な証明書収集をやってくれない(別料金)ことが多いので注意してください。

これらを合計すると、総額で20万円〜25万円程度を用意しておけば、神戸での許可取得は可能です。

申請から許可までの「期間」(標準処理期間)

「来週から現場に入りたいから、明日許可をくれ!」

お気持ちは痛いほど分かりますが、建設業許可は申請してから審査が終わるまでに時間がかかります。

兵庫県の標準処理期間は「申請受理から約30日〜45日」です。

土日祝日を含めると、申請書を出してから許可証が手元に届くまで、約1ヶ月半はかかると見ておいてください。

さらに重要なのは、これは「申請書を出した後」の話だということです。

その手前の「書類作成・証明書収集」に不慣れな方が取り組むと、ここだけで1ヶ月〜2ヶ月かかってしまいます。

つまり、トータルで見ると「動き出してから3ヶ月後」にようやく許可が取れる、というのが自力申請のリアルなスケジュール感です。

許可を取るメリット(神戸市の入札参加など)

苦労してお金と時間をかけて許可を取るメリットは、単に「500万円以上の工事ができる」だけではありません。

神戸の事業者様にとって大きいのは、「神戸市・兵庫県の入札参加資格(指名願い)」への切符です。

神戸市の学校改修工事、道路維持業務、市営住宅の修繕など、公共工事を受注するためには、建設業許可を持っていることが絶対条件(スタートライン)となります。

また、地元の銀行(みなと銀行や兵庫信用金庫など)から融資を受ける際も、「許可証(金看板)」があるだけで、企業の信用格付けが上がり、融資審査が有利になるケースが多々あります。まさに「会社の信用をお金で買う」行為だと言えます。

【重要】神戸市の申請窓口と「書類収集」のルート戦略

ここからが本題です。神戸独自の「申請トラップ」について詳しく解説します。

他府県では「土木事務所に行けば証明書も取れる」という地域もありますが、神戸は違います。ここを理解していないと、本当に痛い目を見ます。

申請窓口は「神戸土木事務所(高取)」一択

まず、ゴール地点(申請書の提出先)を確認しましょう。

神戸市全域(東灘区から西区・北区まで全て)の事業者の管轄は、以下の1箇所です。

  • 名称: 兵庫県神戸県民センター 神戸土木事務所(総務課 建設業担当)
  • 住所: 神戸市須磨区行平町3-1-18
  • アクセス: JR神戸線「鷹取駅」から北西へ徒歩約5分

この庁舎は、住宅街の中にポツンとあります。

駐車場も一応ありますが、台数が限られており、月末や五十日(ごとおび)は満車で入れないこともあります。

「三宮の県庁」や「区役所」に行っても申請はできません。

ココがポイント

必ず「高取」を目指してください。

最大の注意点!納税証明書は「新長田」でしか取れない

建設業許可申請の最重要書類の一つに、県税(法人事業税・個人事業税)の「納税証明書」があります。

「高取の土木事務所でも取れるだろう」という思い込みは捨ててください。

現在の神戸土木事務所(高取)には、県税事務所の機能が一切ありません。端末もありません。

納税証明書を取得できる最寄りの場所は、一駅隣の長田区にある「新長田合同庁舎(神戸県民センター 県税事務所)」です。

【絶対に失敗しない移動ルート】

1. まず、JR新長田駅で降りる。
2. 南へ徒歩10分歩き、アスタくにづか等の商業施設を抜け、「新長田合同庁舎」へ行く。
3. 県税事務所の窓口で「建設業許可に使う納税証明書(未納がないことの証明など)」を取得する。
4. 証明書をカバンに入れたら、JRまたは車で「高取」へ移動する。
5. 「神戸土木事務所」で申請する。

この「新長田 ⇒ 高取」の順序を逆にしてしまうと、高取から新長田へ戻る羽目になり、大幅なタイムロスとなります。

身分証明書や登記簿はどこ?神戸市内の「役所巡り」リスト

「納税証明書」だけではありません。許可申請には他にも集めるべき書類が山のようにあります。

神戸市内でそれらを集める場合、以下のような「役所巡りツアー」が必要になります。

  • 【身分証明書】
    • 取得場所:本籍地のある「区役所」(例:中央区役所、西区役所など)
    • 注意点:現在の住所ではなく「本籍地」です。本籍が遠方にある場合は郵送請求になります。
  • 【登記されていないことの証明書】
    • 取得場所:「神戸地方法務局 本局」(中央区波止場町)
    • 注意点:各出張所(須磨出張所など)では取れません。メリケンパーク近くの「本局」に行く必要があります。
  • 【履歴事項全部証明書(会社の登記簿)】
    • 取得場所:最寄りの法務局(出張所でも可)
    • 注意点:これは比較的どこでも取れます。

つまり、自力で書類を集める場合、「区役所」→「法務局本局(波止場町)」→「県税事務所(新長田)」→「土木事務所(高取)」という、神戸市内大横断レースを完走しなければならないのです。

現場仕事を抱えながらこれをこなすのは、至難の業と言えるでしょう。

💡 この章のポイント

  • 申請は「高取」、証明書は「新長田」。場所が違う!
  • 順序を間違えると、出戻りで半日が潰れる。
  • さらに法務局(波止場町)なども回る必要があり、移動コストが莫大。

許可を取るための「5大要件」と神戸の審査傾向

場所の問題をクリアしても、次に立ちはだかるのが「要件(審査基準)」の壁です。

兵庫県の手引きは非常に細かく厳格ですが、神戸での実務において特に気をつけるべきポイントを絞って解説します。

500万円の資金証明(神戸市内の銀行・信金での対応)

一般建設業許可を取得するには、「500万円以上の自己資本」または「500万円以上の資金調達能力」が必要です。

決算書の純資産が500万円未満の場合、銀行の「残高証明書」で証明するのが一般的です。

ここで神戸の地域性が関係します。

ポイント

「みなと銀行」「兵庫信用金庫」「神戸信用金庫」「日新信用金庫」など、神戸に本店・支店が多い金融機関であれば、窓口に行けばその日のうちに(または翌日には)スムーズに残高証明書を発行してくれます。

しかし、最近増えている「ネット銀行」や、店舗が少ない「都市銀行の一部」では、発行依頼をセンターへ郵送し、返送されるまでに1週間〜10日かかるケースがあります。

残高証明書には「証明日から1ヶ月以内」という有効期限があるため、申請直前に取らないと期限切れになります。

ご自身のメインバンクが即日発行に対応しているか、事前に確認しておきましょう。

経営経験・実務経験の証明(過去の契約書の重要性)

許可要件の中で最もハードルが高いのが、「経営業務の管理責任者(経管)」と「専任技術者(専技)」の経験証明です。

特に「10年の実務経験」で専任技術者になろうとする場合、過去10年分の裏付け資料(契約書、注文書、請求書+通帳)が求められます。
兵庫県の審査官は、この資料を非常に細かくチェックします。

  • 「工期が重複していないか?」
  • 「請求書の日付と入金日が矛盾していないか?」
  • 「架空の工事ではないか?」

もし、過去の書類を紛失してしまっている場合でも、諦めないでください。
神戸市内の現場であれば、当時の元請業者さんに事情を話して「支払証明書」を出してもらったり、確定申告書の控えを税務署で再発行したりと、行政書士ならではの「復元テクニック」で要件を満たせる可能性があります。

営業所の独立性(自宅兼事務所の注意点)

神戸で開業当初によくあるのが、「自宅マンションを営業所にしたい」というケースです。

建設業許可では、営業所としての「独立性」が厳しく問われます。

【神戸でのNG事例】
* 玄関を入って、リビング(生活空間)を通らないと事務所に行けない間取り。
* UR賃貸や市営住宅、県営住宅(これらは原則、営業所利用が禁止されています)。
* 分譲マンションだが、管理組合の規約で「住居専用」となっている。

申請時に、営業所の写真(外観、入口、看板、内部)を添付する必要があります。「看板」や「表札」も必須です。
「とりあえず自宅でいいや」と安易に決めてしまうと、この独立性要件で引っかかり、最悪の場合、事務所を借り直す(引っ越し)必要が出てきます。

大阪ではなく「神戸の行政書士」に依頼する3つのメリット

インターネットで検索すると、大阪等の行政書士事務所が「兵庫県対応」として広告を出しているのをよく見かけます。

しかし、私はポジショントーク抜きで、「神戸の許可は、神戸の行政書士に頼むべき」だと確信しています。理由は以下の3点です。

1. トラブル時の「緊急対応」が早い

建設業許可の審査は水物です。完璧に準備したつもりでも、窓口の担当官から

「この期間の常勤性が確認できないので、追加で〇〇を持ってきてください」

と、急な補正指示が入ることがあります。

この時、大阪の事務所だと「郵送で送りますので数日待ってください」となりますが、神戸市内に拠点がある弊所(サクセスファン)なら、その日のうちに高取へ走ることができます。

この「物理的な距離の近さ」が、審査期間の短縮と、許可取得の確実性に直結します。

2. 無駄な「出張費・交通費」がかからない

行政書士の報酬体系は自由ですが、遠方の事務所に依頼する場合、報酬とは別に「日当」や「交通費」が加算されるのが通例です。

大阪から神戸(高取)まで何度も往復すれば、それだけで数万円のコスト増になります。

弊所は神戸市内が営業エリアですので、無駄な出張費を乗せることはありません。その分を、書類作成の品質向上や、お客様への丁寧なヒアリングに還元しています。

3. 神戸土木事務所の「審査のクセ」を熟知している

役所といえど、審査をするのは「人」です。

私は長年、神戸土木事務所(高取)に通い詰めており、窓口担当者の方々とも顔なじみです。

「この担当者さんは、特に実務経験のここを細かく見る」
「今の時期は混んでいるから、予約はこの時間帯が狙い目だ」

こういった、マニュアルには載っていない「現場の肌感覚(空気感)」を持っています。
微妙な判断が必要な案件(グレーゾーン)でも、事前に担当者と協議を行い、落とし所を見つける交渉力には自信があります。

ご依頼から許可取得までの流れ

サクセスファン行政書士事務所にご依頼いただいた場合の、標準的なフローをご紹介します。

「丸投げ」という言葉はあまり良くないかもしれませんが、社長様には「本業に専念していただき、面倒なことは全て私がやる」というスタンスで動きます。

STEP 1:無料診断から書類収集まで

まずはお電話かLINEでご連絡ください。「許可が取れる見込みがあるか」を無料で診断します。

ご依頼が決まりましたら、直ちに書類収集に入ります。新長田(県税)、法務局、区役所への「神戸市内スタンプラリー」は、すべて私が代行します。

お客様にお願いするのは、会社の「実印」のご用意と、過去の契約書などの「発掘作業」へのご協力だけです。

STEP 2:代理申請・許可証のお渡し

書類一式が完成したら、私が高取の神戸土木事務所へ代理出頭し、申請を行います。

窓口での質疑応答も全て私が対応しますので、社長様が役所に行く必要はありません。

STEP 3:許可通知書の受領

無事に審査(約1ヶ月強)が完了すると、「許可通知書」が発行されます。

これをお客様にお届けして業務完了です。晴れて「500万円以上の工事」を堂々と受注してください。

よくある質問(神戸市編)

最後に、神戸の事業者様からよく頂く質問に回答します。

Q. 高取の土木事務所に駐車場はありますか?

A. ありますが、台数が少なく非常に混み合います。

神戸土木事務所には来庁者用の駐車場がありますが、スペースが狭く、月末や年度末には満車で入場待ちの列ができることもあります。

周辺にコインパーキングも少ないため、もしご自身で行かれる場合は、公共交通機関(JR鷹取駅)を利用するか、朝一番の時間帯を狙うことをお勧めします。

Q. 個人事業主から法人成りする場合の手続きは?

A. 一度「廃業」して「新規」で取り直しになります(許可番号は変わりません)。

神戸で個人事業主として許可を持っていて、会社を設立(法人化)する場合、許可をそのまま引き継ぐことはできません。

手続きとしては、「個人の許可の廃業届」と「法人の許可の新規申請」を同時に行うことになります。この時、空白期間ができないように調整するのがプロの腕の見せ所です。

また、新規申請扱いになるため、再度9万円の証紙代が必要になります。法人化のタイミングは非常に重要ですので、登記をする前に必ずご相談ください。

神戸の建設業許可、新長田・高取の往復はプロにお任せください

「現場が忙しくて、平日の昼間に役所巡りはできない」
「書類の不備で何度も高取に行くのは御免だ」

そんな神戸の建設会社様・一人親方様。
サクセスファン行政書士事務所が、その面倒な手続きを全て引き受けます。
地元の利便性を活かし、最短・確実な許可取得をサポートします。まずは無料診断で「あなたの会社ならいくらで取れるか」を確認してみませんか?

神戸市の許可申請・無料相談はこちら >

※神戸市内全域(東灘区~西区・北区)即対応。
※「ブログを見た」と言っていただければスムーズです。

地域No1の建設業許可サポート!

【関西最安級・実績100件超】建設業許可の新規申請や更新申請のサポートはサクセスファンにお任せください!

建築一式・土木一式・とび土工工事・内装仕上げ工事・電気工事など建設業許可や決算変更届・経営事項審査の実績

国家資格者の行政書士が丁寧に業務を行います!

サービス対応地域

兵庫・大阪・京都・奈良・和歌山・滋賀・鳥取・島根・岡山・広島・山口・福岡・大分・熊本

サクセスファン行政書士事務所に

建設業許可のご相談

※お気軽にお問い合わせください!

リゾート民泊

 

  • この記事を書いた人

行政書士 小野馨

平成17年2月行政書士開業。建設業許可申請の手続き実績100件以上。フットワークの軽さとサービス精神で、県内トップクラスの良心価格と実績を持っています。建設業許可は当事務所にお任せ下さい。みなさまのご依頼をお待ちしております!

-地域の建設業