高級民泊ノウハウ

富山県朝日町の民泊たなごころ!何もしない贅沢と絶景の宿

行政書士 小野馨
こんにちは

リゾート民泊コンシェルジュ&行政書士の小野馨です。

今回は、「民泊たなごころ」についてお話します。

富山県の東端、朝日町にあるこのお宿。

最近、旅慣れた人たちの間で「何もしない贅沢」が味わえると、静かながらも熱い注目を集めているのをご存知でしょうか?

「都会の喧騒を離れて、ただただリセットしたい」

「看板猫に癒やされたいけれど、猫カフェのような作られた空間はちょっと…」

「民泊って興味あるけど、設備やルールがホテルと違うから不安だな」

そんなふうに思っているあなた。

ここ、気になりますよね。実は私も、仕事柄多くの宿泊施設を見てきましたが、ここは「ただの宿」ではない独特の空気感が流れているんです。

さらに重要なニュースがあります。

実は2025年から、食事プランや宿泊ルールにかなり大きな変更があったんですよ。

「知らずに予約して、子供が泊まれなかった!」

「パジャマがなくて困った!」

なんてことにならないよう、最新情報をしっかり押さえておく必要があります。

そこで今回は、現地情報やオーナーの想い、そして行政書士としての視点も交えながら、民泊たなごころの魅力を余すことなく、徹底的に深掘りして解説します。

これを読めば、あなたの次の旅の解像度がグッと上がるはずですよ。

  • 看板猫ねねちゃんとの程よい距離感で心安らぐ滞在ができる
  • 築45年の古民家ならではの暖炉と木の温もりに包まれる
  • 2025年開始の地産地消プランで富山湾の海の幸を堪能できる
  • 春の四重奏など朝日町の絶景を混雑回避して独り占めできる

富山県朝日町の民泊たなごころで過ごす何もしない贅沢

「たなごころ」とは、古語で「手のひら」を意味する言葉です。

オーナーの坪谷なつめさんが名付けたこの屋号には、訪れる人を温かい手のひらで包み込むような優しさと、作り手の想いが込められています。

現代の旅といえば、「あそこに行って、これを食べて、映える写真を撮って…」と、タスクをこなすような忙しいものになりがちですよね。

でも、ここにはそんな「しなければならないこと」は一切ありません。

あるのは、あえて予定を詰め込まずに心を空っぽにする時間だけ。

まずは、この宿最大の特徴である「癒やしの空間」の作り方と、予約前に必ず知っておくべき「最新の宿泊ルール」について、詳しく見ていきましょう。

看板猫ねねちゃんと楽しむ程よい距離感の癒やし

民泊たなごころを語る上で、絶対に外せないのが看板猫「ねねちゃん」の存在です。

「猫がいる宿」という響きだけで、猫好きの方なら心が躍るのではないでしょうか。

でも、ここで一つだけ知っておいてほしいことがあります。

それは、ねねちゃんとの接し方には「マナー」があるということ。

ねねちゃんは、誰にでもスリスリと寄ってくるような、いわゆる「接待上手な猫」ではありません。

実は少し人見知りな性格の女の子なんです。

だからこそ、ゲスト側から無理に抱っこしようとしたり、大きな声で呼んで追いかけたりするのはNGなんですよ。

「えっ、触れないの?」と残念に思うかもしれません。

でも、ここがこの宿の真骨頂なんです。

猫カフェとは違う「同居」のような感覚

ここでは、猫を「エンターテインメント」として消費するのではなく、同じ空間で暮らす「同居人」として尊重する姿勢が求められます。

あなたが読書をしている時、ふと顔を上げると、少し離れたソファでねねちゃんが丸まって寝ている。

目が合うと、ゆっくりと瞬きをしてくれる。

そんな「付かず離れずの距離感」こそが、本当の猫好きにとってはたまらない至福の時間になるはずです。

オーナーさんの方針で、ねねちゃんの健康管理のために人間の食べ物を与えることは厳禁となっています。

おやつで釣ったりせず、ただ同じ空間の空気を共有する。言葉を介さない静かなコミュニケーションの中で、日々のストレスが解けていくのを感じてください。

築45年の古民家をリノベーションした暖炉のある空間

たなごころの建物は、築45年の民家をリノベーションして作られています。

「古民家」といっても、単に古いだけではありません。

オーナーがこの物件と出会った時、「一人で住むには広すぎるけれど、人が集まる場所にするなら最高だ」と直感したというエピソードがある通り、家の持つポテンシャルが最大限に活かされています。

玄関を一歩入ると、どこか懐かしい木の香りと、丁寧に手入れされた空間特有の清々しい空気に包まれます。

新築のホテルやピカピカの旅館にはない、「経年変化(エイジング)が醸し出す味わい」がそこにはあります。

そして、共有スペースであるラウンジの主役といえば、なんといっても「暖炉」です。

冬場(例年12月〜3月頃)には実際に火が入れられ、パチパチという薪が爆ぜる音と共に、オレンジ色の炎が揺らめきます。

ただ炎を見つめて、ホットドリンクを片手にぼーっとする時間。これこそが、たなごころが提案する「何もしない贅沢」の象徴的なシーンです。

共有設備の充実度

古民家ですが、現代的な利便性もしっかり確保されています。

・WiFi完備:動画視聴やワーケーションもサクサク。

・ラウンジ設備:電子レンジ、湯沸かしポット、トースター、フリードリンク(麦茶など)あり。

「古い=不便」というイメージは捨てて大丈夫ですよ。

客室から一望できる立山連峰と舟川べりの絶景

宿がある富山県朝日町舟川新(ふなかわしん)という場所は、まさに日本の原風景が残る美しい田園地帯です。

客室「菜の花」やラウンジの窓から外を眺めると、そこには一枚の絵画のような景色が広がっています。

視界を遮る高い建物は一切なく、田んぼの向こうに雄大な立山連峰がそびえ立ち、手前には宿のすぐそばを流れる舟川の穏やかな流れがあります。

オーナーのなつめさんも、東京からの移住先を探していた時に、この「田んぼ越しに見る立山連峰」の景色に一目惚れして、この場所での開業を決意したそうです。

晴れた日の朝、窓を開けてみてください。キリッと澄んだ朝の空気と、圧倒的な山の存在感。ただ深呼吸をするだけで、体の中の悪いものがスーッと抜けていくような感覚を味わえるはずです。

雨の日もまた格別で、雨に煙る山々や、雨音だけの静寂な世界を楽しむことができます。

「天気が悪くても残念じゃない」と思える宿は、実はとても貴重なんですよ。

宿泊時に持参すべきパジャマや充実したアメニティ

さて、ここからは少し実務的なお話です。

民泊を利用する際、最も気になるのが「何があって、何がないのか」というアメニティ事情ですよね。

たなごころのアメニティは、一般的な民泊と比較してもかなり充実しています。

しかし、一点だけ「これを忘れると致命的」というアイテムがあります。

【最重要】パジャマ・寝間着の用意はありません

ホテルや旅館に慣れていると忘れがちですが、こちらでは寝間着類の提供がありません。

「浴衣があるだろう」と思って手ぶらで行くと、服のまま寝ることになってしまいます。

必ず、ご自身が一番リラックスできるパジャマや部屋着を持参してくださいね。逆にお気に入りのルームウェアで過ごせるのも、民泊ならではの楽しみ方と言えます。

一方で、女性オーナーならではの細やかな気配りを感じて感動するのが、「基礎化粧品」の提供です。なんと、化粧水や乳液まで完備されているんです!

通常、民泊ではシャンプー類はあっても、化粧水までは置いていないことがほとんど。

旅行の荷物で一番かさばって面倒なのがスキンケア用品ですから、これは女性ゲストにとっては涙が出るほど嬉しいポイントではないでしょうか。

カテゴリ アメニティ・設備 提供状況 コンシェルジュのメモ
バス・洗面 バスタオル・フェイスタオル あり 荷物が大幅に減らせます。
シャンプー・ボディーソープ あり こだわりがなければ持参不要。
歯ブラシ・綿棒 あり 民泊では省略されがちですが完備!
スキンケア 化粧水・乳液 あり ここが凄い!女性オーナーの気遣い。
衣類 パジャマ・寝間着 なし 必ず持参してください。
通信・その他 WiFi・駐車場 あり 駐車場は3台分無料・予約不要です。

2025年から変更となった子供の宿泊制限や料金

2025年に入り、たなごころの運営方針に大きな変更がありました。

これは予約を検討しているファミリー層や、静かに過ごしたい大人旅の方にとって、非常に重要なポイントです。

以前はお子様の宿泊も可能でしたが、現在は6歳以下のお子様の宿泊をご遠慮いただいています

「どうして子供がダメなの?」と思われるかもしれません。

その理由は、先ほどご紹介した看板猫ねねちゃんへの配慮なんです。

小さなお子様はどうしても動きが予測不能だったり、大きな声を出してしまったりすることがありますよね。

それが繊細なねねちゃんにとっては大きなストレスとなり、怖がって威嚇してしまうリスクがあるため、苦渋の決断としてルールが改定されました。

この変更は、一見すると制限のように見えますが、視点を変えれば「大人が静かに過ごすための聖域が守られるようになった」とも言えます。

  • 中学生以上のお子様との家族旅行
  • 夫婦水入らずの旅行
  • 一人で思索にふけるリトリート旅

こういった目的の方にとっては、より静寂と落ち着きが約束された空間へと進化したと言えるでしょう。

行政書士 小野馨
料金についても、子供料金の設定がなくなりましたので、予約サイト等で最新情報をチェックすることをおすすめします。

民泊たなごころの食事プランや周辺観光スポットを紹介

開業当初は「素泊まりのみ」の宿でしたが、ゲストからの「せっかくだから地元の美味しいものが食べたい」という熱い声に応えて、食体験も大きく進化しています。

また、宿を一歩出れば、そこには富山ならではの絶景やグルメが待っています。

ここでは、新しく始まった注目の食事プランや、宿を拠点に楽しめる朝日町の観光情報を、コンシェルジュ視点でセレクトしてご紹介します。

富山湾の海の幸を堪能できる地産地消の食事メニュー

実は、たなごころのあるエリアは、美しい田園地帯である反面、徒歩圏内に飲食店が少ないという課題がありました。

車がないゲストの場合、「夕食難民」になってしまうリスクもあったんです。

そこで2025年4月から満を持してスタートしたのが、待望の「地産地消のお食事プラン」です。

オーナーが地元の「泊(とまり)漁業協同組合」の組合長に直談判し、全面的な協力を取り付けて実現したというこのプラン。

単なる家庭料理の枠を超えた、本気の地魚料理が楽しめます。

使用されるのは、「天然の生け簀」と称される富山湾で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類。

春ならホタルイカ、冬ならカニや寒ブリ、そしてマグロまで。季節ごとの旬の味覚が、古民家の落ち着いた食卓に並びます。

ここがポイント!

首都圏の高級店で食べれば数万円はしそうな鮮度抜群の魚介類を、アットホームな雰囲気でリーズナブルに味わえるのは、漁協と連携しているこの宿ならではの特権です。

また、漁協の加工場を活用した「ホタルイカの沖漬け」などのお土産開発も進んでいるそうで、旅の思い出を「味」として持ち帰れるのも楽しみの一つですね。

春の四重奏などの絶景を混雑回避して楽しむ方法

朝日町という場所を一躍有名にしたのが、春の奇跡的な絶景「春の四重奏(はるのしじゅうそう)」です。

「春の四重奏」とは、以下の4つの色が同時に視界に広がる風景のこと。

残雪の北アルプス(白)

舟川べりの桜並木(ピンク)

一面に咲く菜の花(黄)

極早生のチューリップ(赤)

この4色が奏でるハーモニーを見るために、春には世界中から多くの観光客が訪れます。

当然、会場周辺は大渋滞、駐車場も満車…という状況が発生します。

しかし、民泊たなごころに宿泊するあなたには関係ありません。

なぜなら、宿はまさにこの「舟川べり」に位置しているからです。

一般の観光客が駐車場を探して彷徨っている間、あなたは宿から徒歩0分で会場へアクセスできます。

特におすすめなのが、観光客が押し寄せる前の「早朝」や、夕日が沈む「マジックアワー」の時間帯です。

誰もいない桜並木を独占して散歩したり、最高の光加減で写真を撮ったり。

「絶景を独り占めする」という体験は、ここに泊まった人だけに許された最高の贅沢と言えるでしょう。

(出典:一般社団法人朝日町観光協会『あさひ暮らし旅』

ヒスイ海岸や朝日町の自然を満喫する観光モデルコース

春以外の季節も、朝日町には魅力がいっぱいです。

私がおすすめする、宿を拠点にした「心と体を整えるモデルコース」をご紹介します。

午前:ヒスイ海岸で宝探し

宿から車ですぐの場所に、「ヒスイ海岸(宮崎・境海岸)」があります。

ここは日本でも珍しい、ヒスイの原石が波に乗って打ち上げられる海岸です。

波打ち際で無心になって石を探す「ヒスイ探し」。これが意外なほどハマるんです。

波の音だけを聞きながら、きれいな石を探す作業は、マインドフルネスのような瞑想効果があります。

大人も時間を忘れて没頭してしまいますよ。

ランチ:栄食堂の「たら汁」

お腹が空いたら、国道8号線沿いにある名店「栄食堂」へ。

ここの名物「たら汁」は絶対に外せません。

アルミ鍋でドカンと提供される熱々のたら汁は、タラの頭から内臓まで丸ごと使った濃厚な味噌味。地元の漁師たちが愛したソウルフードで、身も心も温まります。

午後:秘湯・小川温泉でリラックス

少し足を伸ばせば、開湯400年の秘湯「小川温泉元湯」があります。

天然の洞窟風呂や、湯の花が舞うお湯は、温泉マニアも唸る泉質。野趣あふれる温泉で旅の疲れを癒やせば、夜はぐっすり眠れること間違いなしです。

実際に宿泊したユーザーからのリアルな口コミや評判

では、実際にたなごころに宿泊した方々は、どのような感想を持っているのでしょうか。

口コミサイトやSNSでの評判を分析してみると、いくつかの共通点が見えてきました。

最も多いのが、「本当に何もしない贅沢を味わえた」という声です。

「テレビもない静かな夜、暖炉の火を見ながら本を読んだ時間が最高だった」

「スマホを見る時間が減って、久しぶりに深い呼吸ができた気がする」

といった、デジタルデトックス効果を実感する方が多いようです。

次に評価されているのが、オーナーなつめさんの「付かず離れずの距離感」です。

「一人になりたい時はそっとしておいてくれるけれど、話したい時は地元の情報を教えてくれたり、移住の話をしてくれたりする」

この、ゲストの空気を読む温かいホスピタリティが、リピーターを生む大きな理由となっています。

そしてもちろん、「ねねちゃんが可愛かったけれど、そっと見守る時間が心地よかった」という、猫好きならではの満足度の高さも伺えます。

猫に媚びない、猫も媚びない。そんな大人の関係性が支持されています。

民泊たなごころの紹介まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今回は富山県朝日町の「民泊たなごころ」についてご紹介しました。

ここは、単なる宿泊施設ではありません。

情報過多で疲れ切った現代人が、忘れかけている「余白の時間」を取り戻すための場所です。

看板猫ねねちゃんとの静かな共存。

暖炉の炎のゆらぎ。

富山湾の恵みが詰まった食事。

そして、窓の外に広がる圧倒的な絶景。

そのすべてが、固まったあなたの心を優しく解きほぐしてくれるでしょう。

パジャマを忘れずに、そして「何もしない」という最高の予定を立てて、ぜひ訪れてみてください。きっと、帰りたくなくなるような素敵な体験が待っていますよ。

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